私 @みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。
私の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てが基本ですが、トラリピでコツコツ積み上げることにも2021年11月からチャレンジを始めました。
トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら試行錯誤しています。
2022年4月11日週(23週目)の確定損益
23週目となる2022年4月11日週の利益は11,518円でした。
3月中旬からは記録的な円安相場になっていて、私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったトラリピ設定では、クロス円はレンジアウトしていて、利益確定約定しているのは、クロス円以外の通貨になっています。
クロス円で唯一トラリピ設定を先週からしているユーロ円の売りポジションも、今週は、円安領域にいってしまったので、今週は機能しませんでした。
2022年4月11日週(23週目)のトラリピ設定内容
今週終了時点のポジションサマリーは以下のとおりです。
ご覧のように、円安がすごいので、かなりの含み損を抱えています。
証拠金維持率も600%台、実質レバレッジも3倍台と、ちょっとリスクが大きくなってきていると感じているので、何らかの対策が必要かなと考えています。
この辺りは、少し考えて、まとまったら自分の考えを整理するためにも記事にしたいと考えています。
トラリピをトライしてる各通貨ペア毎の状況を見ていきましょう。
オージーキウイ(AUD/NZD)の実績と設定内容
ニュージーランドは13日に政策金利を0.5%引き上げになり1.50%にすると発表されました。4会合連続の利上げで、事前予想では0.25%利上げが優勢だったので、それよりは大きな利上げとなりました。
オーストラリアとニュージーランドの金利差によるオージーキウイの方向感は、
オーストラリア < ニュージーランド
という金利差がある場合は、チャートは下向きに推移する、というのが私の理解なのですが、13日前後のチャートを見る限り、逆の動きをしているように思えます。
オーストラリアもこれまでの保守的な状況から少し変わって、利上げに動くというニュースもあるのが影響しているのでしょうか?
残念ながら勉強不足でわかりません・・・(泣)
私が取り組んでいる週足の”滞在率”による設定レンジは1.085までと考えていたのですが、チャートを1.10程度まで上がっていきそうなんなので、”おきて破り”ですが、1.095までの売りトラリピを追加しました。
また、レンジ相場の幅が上にずれているのでは?という感覚もあるので、これまた”おきて破り”の両建ての買いポジションを週の半ばに設定しましたが、ヒットしませんでした。
これを、今後どうするかも考えたいと思っています。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったオージーキウイの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
ユーロポンド(EUR/GBP)の実績と設定内容
ユーロポンドも今週は設定レンジからレンジアウトしました。
こちらは、週足の”滞在率”で考えると、少し下がりすぎだと思うので、追いかけることはせず、戻ってくるのを待ちたいと考えています。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったユーロポンドの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
キウイ米ドル(NZD/USD)の実績と設定内容
キウイ米ドルは、今週は下降傾向でしたが、レンジ相場になっていると思われ、平均以上の利益を上げることができました。
トラリピ設定レンジを下抜けしましたが、私が取り組んでいる週足の”滞在率”からの設定レンジは、0.673からなので、買いトラリピ設定を追加することを検討したいと考えています。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったキウイ米ドルの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
オージー米ドル(AUD/USD)の実績と設定内容
今週のオージー米ドルは、トラリピ設定レンジを動いてくれたので、着実に利益を積み増してくれました。
週足の”滞在率”による想定設定レンジは、0.709までなので、もう少し下がってきたら、売りトラリピ設定を追加することを考えたいと思います。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったオージー米ドルの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
ユーロ円(EUR/JPY)の実績と設定内容
先週から追加したユーロ円の売りトラリピですが、今週はレンジよりも上(円安)に推移してしまったので、利益確定にはなりませんでした。
先人のあっきんさんも、”トラリピ331モデル”の対象を、カナダドル円の買い戦略から、ユーロ円の売り戦略に変更されるようですので、私の狙いも間違っていないように思います。
もう少し上のレンジに売り戦略を広げるか、検討してみたいと考えています。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったユーロ円の具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
米ドル円(USD/JPY)の実績と設定内容
クロス円、特に米ドルやカナダドルがかなりの円安になっているので、押し目買いを狙って、トラリピ設定を仕掛けてみましたが、全然押し目が来ませんでした(苦笑)
先人の鈴さんも、あまりの円安に対応するために、円安シフトの対応を前倒しで実行されドル円の買いトラリピ設定を追加されました。
私も、カナダドル円の売りポジションが重しになってきているので、ドル円またはカナダドル円の買いトラリピ設定を検討したいと考えています。
このあたりは、週足の”滞在率”では対応できない設定になるので、ちょっと慎重に対応したいと考えています。
まとめ
引き続き円安トレンド、ロシアによるウクライナ侵攻、コロナなどで、なかなか難しい、リスクがありそうな為替相場になっていますが、無理せず、一歩ずつ進みたいと思います。
500万円の初期投資で、今週1万円の確定利益、不労所得が増えたことで良しとしたいと思いますが、含み損も大きくなっているので、引き続きリスクコントロールしながら試行錯誤したいと考えています。
2022年4月11日週(23週目)のトラリピ実績
- 運用資金は500万円で今週の確定損益は11,518円。年利換算で12.0%
- NZD/USD、NZD/AUD、EUR/GBP、AUD/USD、EUR/JPY、USD/JPYの6通貨ペアで運用
- CAD/JPYはトラリピ設定はないものの、過去のトラリピポジション(含み損あり)を保有中
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