”滞在率”によるトラリピ設定を考えてみました(2022.8.21)

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私 @みはぎや は、2021年11月からトラリピを開始し、既に10ヶ月目に入っていますが、投資金額600万円に対して、7月までの開始9か月では1か月平均6万円以上の利益を確保することができました。

トラリピ設定の見直しなどを随時行っていますが、昨年12月中旬に 週足の”滞在率”による設定 という考え方で設定を取り入れ、その後、考え方の見直しを行いました。詳しい内容は、下の記事をご覧ください。

最近は、”滞在率”の確認をする余裕がなかったので、トレンドを意識した設定を「なんとなく」やっていましたが、少し時間ができたので、いくつかの通貨ペアについて、改めて”滞在率”の確認を行いました。

その際、週足だけでなく、日足の”滞在率”も調べて、トラリピの設定で仕掛けるレンジを確認することを試みてみました。

果たしてその結果は・・・

目次

オージー米ドル(AUD/USD)について

週足の”滞在率”のグラフ

8月21日時点でのオージー米ドルAUD/USDの週足の滞在率が下のグラフです。

25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとすると、0.691~0.739が売りのトラリピ設定レンジとなります。

8月22日時点では、0.689なので、レンジアウトした安値圏になっています。
このグラフではわかりませんが、この数か月は0.675~0.725くらいの幅を動いているので、レンジ部分を動いている感じなので、それなりにヒットして成果がでています。

今回、週足の”滞在率”のグラフに、日足の”滞在率”のレンジを追記してみました。

少し色が濃い青の部分0.687~0.703がその範囲です。

日足の”滞在率”のグラフ

ちなみに、日足の”滞在率”のグラフを下の載せておきます。
25日と50日の平均±1.28σが重なっているところを日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、0.687~0.703が売りのトラリピ設定レンジとなります。

当面のオージー米ドル(AUD/USD)のトラリピ設定

週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、0.691~0.703を範囲でトラリピ設定すればよいかなと考えました。

8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、0.691~0.710なので、変更なしで良いかなと考えました。

ドルカナダ(USD/CAD)について

週足の”滞在率”のグラフ

8月21日時点でのドルカナダUSD/CADの週足の滞在率が下のグラフです。

通常なら25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとするのですが、”世界戦略”の1つドルカナダについては、25週と50週の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)をトラリピ設定レンジとし、その結果、1.251~1.301を売りのトラリピ設定レンジとしました。

また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)を日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した1.280~1.303が売りのトラリピ設定レンジとなります。

8月22日時点では、1.299なので、かなりレンジの高値圏になっています。売りトラリピを仕掛けるには、ちょうどいいとも言えますね。

当面のドルカナダ(USD/CAD)のトラリピ設定

週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、1.280~1.303を範囲でトラリピ設定すればよいかなと考えます。

8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、1.2755~1.3040なので、変更なしで良いかなと考えました。

ユーロ円(EUR/JPY)について

週足の”滞在率”について

8月21日時点でのユーロ円EUR/JPYの週足の滞在率が下のグラフです。

25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとすると、130.7~140.3が買いのトラリピ設定レンジとなります。

また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σが重なっているところを日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した136.2~140.2が買いのトラリピ設定レンジとなります。

当面のユーロ円(EUR/JPY)のトラリピ設定

週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、136.2~140.2を範囲でトラリピ設定すればよいかなと考えます。

8月21日の時点では、EUR/JPYについてはトラリピ設定していません。
クロス円の中では、少し前まで唯一金利差がほぼなく、売りトラリピを仕掛けていましたが、ユーロがゼロ金利政策を脱したことから、売りポジションだとマイナススワップになりました。

そのため、いったん売りトラリピ設定を終了しましたが、チャートを見る限り、ユーロはあまり強くなく、クロス円の中では唯一といってもよい感じで下げトレンドかなと思っています。

そこで、自分の決めた、”原則としてマイナススワップのトラリピは行わない”ということもあり、ユーロ円については、IFD注文で仕掛けています。

この記事を書いているのは8月23日ですが、下のように先週仕掛けた137.1~137.5の売り注文が成立しましたが、8月22日に全て買い決済が成立しました。

まあ、たまたまうまくいっただけですが、IFD注文の範囲を136.2~140.2の範囲で仕掛けようかと考えています。

まとめ

昨年2021年11月からスタートしたトラリピ。損切もありますし、含み損も多いですが、今のところ順調にいっているように感じています。

設定をどのようにするのかが難しいですが、自分なりに考えた週足や日足の”滞在率”を使った設定は、ある程度機能しているように考えています。

さらに、チャートの流れや、マネースクエア社の戦略リストやYouTube動画を参考に設定を調整していきたいと考えています。

まとめ
  • 対象の通貨ペアのの週足と日足で”滞在率”(出現率)を調べる
  • 原則としては25週と50週、日足の場合は25日と50日の平均±1.28σのAND部分の範囲を設定レンジ幅とする
  • ボディブロー的に効いてくるのでマイナススワップの取引は原則控える(ハーフ&ハーフは使わない)
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この記事を書いた人

還暦もすぐそこに迫り、そろそろサラリーマン人生もカウントダウン。
人生100年時代と言われていますが、2021年夏から88歳の義母との同居を開始したことで、より一層残りの人生を考えるようになりました。
これからの「生き方」について、自分の考えの整理と備忘もかねてこのブログを作っていきたいと思います。

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