私 @みはぎや は、2021年11月からトラリピを開始し、既に10ヶ月目に入っていますが、投資金額600万円に対して、7月までの開始9か月では1か月平均6万円以上の利益を確保することができました。
トラリピ設定の見直しなどを随時行っていますが、昨年12月中旬に 週足の”滞在率”による設定 という考え方で設定を取り入れ、その後、考え方の見直しを行いました。詳しい内容は、下の記事をご覧ください。
最近は、”滞在率”の確認をする余裕がなかったので、トレンドを意識した設定を「なんとなく」やっていましたが、少し時間ができたので、いくつかの通貨ペアについて、改めて”滞在率”の確認を行いました。
その際、週足だけでなく、日足の”滞在率”も調べて、トラリピの設定で仕掛けるレンジを確認することを試みてみました。
果たしてその結果は・・・
オージーキウイ(AUD/NZD)について
週足の”滞在率”のグラフ
8月21日時点でのオージーキウイAUD/NZDの週足の滞在率が下のグラフです。
通常なら25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとするのですが、”世界戦略”の1つオージーキウイについては、25週と50週の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)をトラリピ設定レンジとし、その結果、1.042~1.113を売りのトラリピ設定レンジとしました。
また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)を日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した1.100~1.112が売りのトラリピ設定レンジとなります。
8月22日時点では、1.112なのでレンジの高値圏になっています。
範囲が広いハーフ&ハーフの設定領域は、マネースクエア社の戦略リストのダイヤモンド戦略に相当する感じになるかなぁと思いますが、私自身はマイナススワップのトラリピ設定は原則として行わない、ということにしているのと、この半年以上はかなり高値圏にあるので、売りトラリピだけを設定しています。
当面のオージーキウイ(AUD/NZD)のトラリピ設定
週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、1.100~1.120をトラリピ設定とすればよいかなと考えました。
8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、1.090~1.120なので、トラリピ設定のうち1.090~1.095と1.096~1.100についてはトラリピ設定の削除してもよいし、変更なしで良いかなと考えました。
ユーロポンド(EUR/GBP)について
週足の”滞在率”のグラフ
8月21日時点でのユーロポンドEUR/GBPの週足の滞在率が下のグラフです。
通常なら25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとするのですが、”世界戦略”の1つユーロポンドについては、25週と50週の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)をトラリピ設定レンジとし、その結果、0.832~0.858を売りのトラリピ設定レンジとしました。
また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σの範囲(いわゆるOR領域)を日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した0.837~0.863のが売りのトラリピ設定レンジとなります。
当面のユーロポンド(EUR/GBP)のトラリピ設定
他の”世界戦略”の通貨、ドルカナダやオージーキウイと異なり、日足の”滞在率”を元にしたトラリピレンジが、週足の”滞在率”を元にしたレンジを越えて(はみ出して)いますし、ほぼ同じレンジ幅になっています。
私としては、あくまでも週足の”滞在率”を元にしたレンジをトラリピレンジとしているので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定の範囲と重なっている、0.837~0.858をトラリピ設定とすればよいかなと考えます。
8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、0.850~0.865なので、変更なし、あるいは一部トラリピ削除で良いかなと考えました。
キウイ米ドル(NZD/USD)について
週足の”滞在率”について
8月21日時点でのキウイ米ドルNZD/USDの週足の滞在率が下のグラフです。
25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとすると、0.628~0.682が売りのトラリピ設定レンジとなります。
また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σが重なっているところを日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した0.619~0.636が売りのトラリピ設定レンジとなります。
当面のキウイ米ドル(NZD/USD)のトラリピ設定
週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、0.628~0.636を範囲でトラリピ設定すればよいかなと考えます。
8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、0.618~0.630の買いトラリピとなっています。
7月末までは、金利差で買いポジションがプラススワップだったので、買いトラリピになっていました。政策金利が変わった段階でのチェック漏れですね。
今回、現在の買いトラリピを取り消し、一旦トラリピをクリアすることにしました。
カナダドル円(CAD/JPY)について
週足の”滞在率”について
8月21日時点でのカナダドル円CAD/JPYの週足の滞在率が下のグラフです。
25週と50週の平均±1.28σが重なっているところをトラリピ設定レンジとすると、95.4~105.1の買いのトラリピ設定レンジとなります。
また、日足の滞在率を調べ、25日と50日の平均±1.28σが重なっているところを日足の”滞在率”を元にしたトラリピ設定レンジとすると、週足のグラフに濃い色で追加した103.1~106.1の買いのトラリピ設定レンジとなります。
当面のカナダ円(CAD/JPY)のトラリピ設定
週足の”滞在率”をトラリピ設定とするものの、現在値から離れた部分までトラリピ設定をしても、証拠金が少しもったいないので、日足の”滞在率”によるトラリピ設定を考慮した、103.1~105.1を範囲でトラリピ設定すればよいかなと考えました。
8月21日の時点での実際のトラリピ設定は、103.0~105.5なので、少しレンジ幅の変更をしようかなと考えました。
まとめ
昨年2021年11月からスタートしたトラリピ。損切もありますし、含み損も多いですが、今のところ順調にいっているように感じています。
設定をどのようにするのかが難しいですが、自分なりに考えた週足や日足の”滞在率”を使った設定は、ある程度機能しているように考えています。
さらに、チャートの流れや、マネースクエア社の戦略リストやYouTube動画を参考に設定を調整していきたいと考えています。
- 対象の通貨ペアのの週足と日足で”滞在率”(出現率)を調べる
- 原則としては25週と50週、日足の場合は25日と50日の平均±1.28σのAND部分の範囲を設定レンジ幅とする
- ボディブロー的に効いてくるのでマイナススワップの取引は原則控える(ハーフ&ハーフは使わない)
コメント