50歳になり、リタイヤに向けて、またリタイヤ後の投資の経験値をあげるために、50歳頃から再び投資を開始しました。
これからの投資は、老後のためには「負けない投資」を心掛けなければいけません。
なお、ここに書いているイデックス投資をベースとしつつ、個別銘柄の株式購入やFX(外国為替証拠金取引)も少しトライしています。
私の投資の考え方や失敗の歴史(^^; は別に投稿していますので、よろしければご参照ください。
50歳(2015年)から投資再開
投資の勉強のために手に取った本は「ものぐさ投資術 「定額積み立て分散投資」入門 PHPビジネス新書」 朝倉 智也 (著)でした。
愚兄の後押しもあり、投資を再開しました。
ETFから国内・海外・新興国の株と債券の6本、さらに、国内の不動産(REIT)の2本の計8本を組み合わせて、分散投資するのが、もっと安全確実に金持ちになれる秘訣です。
今回は、長期、地域分散、資産分散、時間分散を基本とした投資をスタートしました。
どこにしよう証券会社?
愚兄から勧められた水瀬ケンイチさんの「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」等のブログを調べて、証券会社をどこにしようかと調べました。
これからリスタートするETFやインデックスファンドによる投資には楽天証券がよさそうだと思い、楽天証券で取引を行うことにしました。
調べてみると、楽天証券は、昔のDLJディレクトSFG証券が商号変更した証券会社ということがわかりました。デイトレをやっていた35歳頃に、既に口座は開設済みでしたので、すぐに取引を開始することができました。
記念すべき再開で最初に購入したのは
2015年7月14日、最初に購入したのは愚兄の勧めの
eMAXISバランス(8資産均等型)
と、投資再開のきっかけとなったモーニングスターの朝倉氏の著書にあった
VTI / VANGUARD TTL MKT
VGK / VA FTSE EUROPE
でした。
今にして思えば、バンガード等の米国のETFは買い方としては賢い買い方ではありませんでした。
というのは、手数料が25米ドルもかかってしまったからです。
この段階では、手数料への意識は不足していて、とにかく何かを買いたい、という欲求が強かったのだと思います。
再開当初の投資方針は?
その後は、米国市場のETFではなく、水瀬さんのブログも参考にしながら、手数料も安価な国内のインデックスファンドを愚兄のアドバイスもあり、少しずつ、日にちをずらして購入することとしました。
投資を再開した2015年7月から、結果として毎月40万円前後を半月程度買い付けました。
具体的に買い付けたのは、
eMAXIS日経225インデックス
eMAXISバランス(8資産均等型)
eMAXIS新興国株式インデックス
eMAXIS先進国株式インデックス
ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイTOPIXインデックスファンド
でした。
当時は、まだNISAについても不勉強だったので、一般口座で買い付けていましたが、2015年9月からNISA口座での買い付けを基本としました。
その後の投資はどうしたの?
その後は、毎月定期的に定額を、という状態にはなっていませんが、思い出したように時々少額ですが、インデックス投資信託を買いまして行きました。
正直に言えば、常にインデックス投資信託を買っていたかというとそうではなく、たまたまテレビで取り上げられていた「ひふみプラス」を購入したりして浮気したこともあります。
ただ、管理手数料が1%以上なので、購入したのは2回だけです。
なお、債券はある程度の現金が口座にあるという状態をキープできれば、必ずしも必要ないのではないかという勝手な判断で2017年からは購入していません。
この考え方は、同じような考えをしている専門家もいるようなので、必ずしも間違っていないのでは、と感じでいます。
現在の投資方針
現在は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を中心に、「梅屋敷」さんが「ちょっと投資心をくすぐるドル平均法」と命名されている、なんとなく相場が下がったかなぁと思うタイミングで購入するようにしています。
NISAでの投資を行っているので、始めたころのものがロールオーバーを迎えています。
僕の場合、2015年購入分が2020年の昨年、ロールオーバーされたと思いますが、特に対処しませんでした。
今年の案内が来ましたが、今回は、最近の市場の上昇局面を踏まえて、ロールオーバーについては、一部の売却も視野に検討しています。これについては、もう少し考えがまとまったら改めて書きたいと思います。
これまでの損益状況
2015年に投資再開し、丸6年経過しましたが、この間の投資とリターンについて調べてみました。
いわゆる2020年3月のコロナショック時に、かなり評価額が落ちましたが、それ以外は概ね順調に評価額が増え、現時点では約550万円の累積実績投資額(累積買付額‐解約額‐受取分配額)に対して約910万円の評価額、利益率65%(年利では約11%)となっている状況です。
実際のところ、大きく増えているのはコロナショック後のこの1年強ですが、右肩上がりになっているのは間違いなさそうです。
まずは、引き続き、これまで同様の投資を継続していく予定です。
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