50代、60代の中高年の皆さん、「楽天経済圏」という言葉をご存じですか?
「楽天」とは、お分かりだと思いますが、三木谷さん率いる「楽天」グループのことです。
普段使っているサービスを、極力楽天が提供するサービスに変え、「楽天」を使い倒すことを「楽天経済圏」を活用するといいます。
嗅覚鋭い若者たちは、「楽天経済圏」に身置くことで年間数万楽天ポイントを苦も無く貯め、そのポイントは概ね1ポイント=1円で、賢く使って無理なくやりくりしをして、生活をもっと楽に、そして生活を豊かにしています。
今回は、 50代、60代の中高年の皆さんもこの「楽天経済圏」を活用しましょう、というお話です。
なお、私は楽天の関係者ではありません。単にユーザであり、「楽天経済圏」より「ヤフー経済圏」の方が使い勝手が良いと思ったら、そちらに移行するつもりです。
楽天市場で買い物をしよう
皆さんはネットショップで買い物をしたことがありますか?
10年前ならともかく、今では多くの中高年がネットで商品を購入した経験はお持ちではないかなぁと思うのですが、どうでしょうか?
私は仕事柄、かなり前からインターネットの世界で仕事をしていたこともあり、商品をネットで購入したり、ヤフオクで中古品を売ったりしていましたが、まだまだネットは難しそう、という方も多いのかもしれませんね。
まずは、楽天市場のホームページをのぞいてみましょう。
楽天市場は、楽天が商品を販売しているわけではなく、楽天市場というネット上の商店街に色々なお店が出店しているイメージです。
細かい使い方は、楽天市場のホームページや「楽天市場 使い方」などで検索をすると、丁寧に紹介しているホームページが見つかると思います。
ここでは、「楽天経済圏」に絞った話をさせていただきますが、楽天市場で購入すると必ず購入金額の1%を楽天ポイントとして得られるのです。
つまり、例えば10,000円の商品を購入すると、その1%の100ポイントがもらえ、この楽天ポイントは、1ポイント1円で楽天の色々なサービスで使うことができるのです。
例えば、下は、私がお歳暮で利用させていただいている鹿児島県いしき串木野市のふるさと納税の商品です。見ていただくとわかりますが、10,000円で100円がポイントとして付与されます。
「楽天経済圏」のキモは、この ”楽天ポイントをためるて、使うこと” です。
ちなみに、私はいくつかの楽天のサービスを使っているので、現在、このポイントは7.5倍を得ることができます。
下は私のアカウントでログインした同じ商品ですが、7.5倍の750ポイントが付与されます。
どうですか?
かなりお得だと思いませんか!
「楽天経済圏」を活用する、というのは、色々な楽天のサービスを使ってこの倍率を極力高くすることを目指すことになります。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは
楽天市場で買い物をすることで得ることができる楽天ポイントは、楽天の色々なサービスを使うことで倍率を上げることができます。
楽天の対象サービスの条件を達成するとこの倍率を上げることができ、このプログラムがSPU(スーパーポイントアップ)と呼ばれています。
2021年11月現在では、いろいろなサービスの条件を満たすと最大15倍のポイントとなります。
とはいっても、現実的には15倍にすることは、かなり難しいですが、中高年の我々でも5~6倍にすることはそんなに難しくはありません。
私が50代、60代の中高年の皆さんにお勧めするのは以下の楽天のサービスです。
SPUを上げるためのお勧めの基本的なサービス
- 楽天証券 +1倍
- 楽天クレジットカード +2倍
- 楽天銀行(楽天クレジットカードの引き落とし口座に指定すると) +1倍
これだけで、+5倍にすることができます。
どうですか?
なんとなく、簡単そうではないですか?
楽天証券と楽天銀行を使ってみよう
楽天証券は、私もインデックス投資などで使っている証券会社ですが、かなり使いやすいと思います。
楽天証券で楽天ポイントコースに設定をして、500円以上のポイント投資(投資信託)をすると、SPUの条件が満たされ、ポイントが+1倍になります。500円以上には、1ポイント以上含まれていることが必要です。
毎月定額をポイント投資するようにすれば、少しずつですが資産を積み上げていくことができるので良いかなと思っています。
私は、500ポイント+現金500円の合計1,000円で積み立て投資しています。
詳しくは楽天証券のHPを確認してください。
また、楽天銀行口座と楽天証券口座を連携するマネーブリッジに登録すると、普通預金の金利は0.10%になります。
メガバンクの金利は現在0.001%程度が多いですよね。楽天銀行の0.10%というのは、なんと100倍です。
銀行の預金金利を高めたうえ、銀行引き落とし額に応じてポイントを貯められる、というのはすごいですよね。
さらに、「ハッピープログラム」にエントリーすると、楽天証券の取引でポイントが貯まっていきます。また、「ハッピープログラム」の会員ステージが上がっていくと、楽天銀行のATM利用料が月最大7回無料になります。
ポイントには関係ありませんが、楽天証券に口座を持っていると、楽天版の日経テレコンを無料で利用することができ、日経新聞を読むことができます。
日経テレコンで、日経新聞をほとんど読むここができることに気が付いてから、私は日経新聞の契約を止めました。
通勤電車の中でスマホで日経新聞を読み、気になる記事はメールで会社の自分のアドレスに送ってしっかり読んだりしています。
楽天銀行と楽天カードを使ってみよう
楽天カードは楽天グループが提供するクレジットカードです。
この楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に指定すれば、ポイントを+1倍になります。
気が付くと財布の中に増えがちなクレジットカード、年会費がいつの間にか増えている、なんてことがありますが、楽天カードは年会費が永年無料ですので、その点は安心ですね。
本末転倒にならないように
いくつかの楽天のサービスを利用することで、SPUが増えて気が大きくなって、楽天市場で無駄な買い物をしないように気を付けてくださいね。
「楽天経済圏」に身を置くことで、生活をもっと楽に、そして豊かにすることが目的であり、無駄遣いするためではないのでご注意を。
以上、「楽天経済圏」のはじめの一歩、基本的なことをまとめてみました。
50代、60代の中高年の皆さん、「楽天経済圏」を活用しましょう!
「楽天経済圏」へのはじめの一歩
- 楽天市場で必要なものを買いましょう
- 楽天証券に口座を作り、楽天ポイントを500円以上行いましょう
- 楽天銀行に口座を作りましょう
- 楽天カードを作り、楽天銀行を引き落とし口座に設定しましょう
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