FX投資 トラリピの2021年11月(1ヶ月目)の実績は+約24,000円でした!

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@みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。

老後のことを考えたときに、体が動くうちは体を動かして働くとしても、その後は、家でできる投資は資産を増やすため、また資産を守るためにも必要だと思って色々トライしています。

私の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てが基本ですが、少額ですが攻めの投資も行っています。
FXは攻めの投資に使われがちですが、トラリピはコツコツ積み上げることで、長期、分散、積み立てに似た手法がとれるかなと考え、2021年11月から取り入れました。
その結果、初月の利益は約24,000円となりました。

私が実践した、トラリピの設定や実績をご紹介したいと思います。

目次

実際のトラリピ設定の内容は?

トラリピで購入できる通貨ペアのチャートを眺め、比較的安値圏、あるいは高値圏にある通貨ペアを探しました。
また、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんが購入されている通貨ペアも参考にさせていただきました。

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不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ FXの自動売買であるトラリピを中心にほったらかしで出来る資産運用を発信中。不労所得でセミリタイアを目指すブログです。⇒2018年9月にセミリタイアを達成!!
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akilog - あっきん2000万の運用記録。トラリピやクラファンとか あっきん2000万の運用記録。トラリピやクラファンとか

その結果以下の4通貨を対象に、200万円をトラリピ口座に入金し、注文することにしました。

2021年11月のトラリピ通貨ペア

  • NZD/AUD
  • NZD/USD
  • CAD/JPY
  • EUR/GBP

NZD/USD の設定について

自分で決めたルールに従って、NZD/USDの月足と週足のチャートを確認します。

NZD/USD の設定で考えるべきリスク値と売り買いの閾値は?

まず、月足チャートから。
1996年12月~2021年11月までのチャートを見ると、2000年10月に最安値0.390、2011年8月に最高値0.883となっているのがわかります。
今後もこのレベルになる可能性がある、という前提でリスクを考えることにしたいと思います。

次に週足を見ていきます。
この期間、概ね2016~2021年に関しては、2020年3月頃に最安値0.545、2017年7月頃に最高値0.755になっています。
中間値は、0.650くらいですが、若干高めの0.690を閾値として設定しました。

この閾値の決定方法については、もう少し検討が必要かもしれません。

これらから、リスクとして考えるべきレンジと、注文のための閾値は以下のように考えました。

NZD/USD でロスカットにならないようにするには?

あとは、注文金額、トラリピ本数(トラリピ値幅)、利益値幅を決めていきます。

注文金額は最小の0.1万、トラリピ本数や利益値幅は、本当は過去のデータからバックテストをして最も効率的な値を決定するのがベストだと思うのですが、時間と手間を考えて、先人の皆さんの設定を参考にしました。

その上で、運用資金からロスカットにならないようなトラリピ本数(トラリピ値幅)を調べていきます。
今回、運用資金は1オーダーあたり50万円以内を基本としました。
トラリピ本数は多い方が良いと思うのですが、増やすと多くの資金量が必要になるので、その兼ね合いが難しいですね。

マネースクエアのアプリはHPには、決めた値を入力していくと、ロスカットになる値段がわかるツールがあるので、これを使って試算しました。

まず、①の部分の入力部分に決めた値を入力します。

次に②の計算スタートを押すと、スマホ画面では下の方にロスカットレート③が計算されます。

今回は、0.903米ドルとなっています。相場が変動してこの値になるとロスカットで無条件に注文が取り消され、損失が確定します。

この0.903米ドルは、上の方で調べた過去の最高値0.883より大きいので、かなり高い確率でロスカットにならないだろう、と考えることができます。

NZD/USD での実際の設定は?

リスクとして考えるべきレンジと閾値、運用資金から導き出されたリスクが低いトラップ本数等が決まったので、実際に注文を行います。

今回、最初に注文した時点では、閾値より少し上だったので、まずは売り注文だけを行い、その後レートが下がり閾値を下回ってきたので、買い注文を追加しました。

結果として、11月末時点では以下のような注文内容になっています。

再度必要資金量を確認すると

実際にオーダーした注文内容で、最初に調べた過去の最大・最小のレンジに動いてもロスカットにならない資金量を念のため再度調べてみました。

今度は、「トラリピ管理表」から例えばNZD/USDの売りオーダーを選択して、「トラリピ詳細」の中にある「トラリピのリスクを試算」で調べてみました。

その結果、現在のドル円レートでは、約32万円の運用資金があれば、ロスカットに高い確率でならないことがわかります。
なお、この日本円の運用資金の値は円のレートで変わるので注意が必要です。

その他の通貨ペアの設定は?

NZD/USD以外の通貨ペアについても、同じような過去トレンドからの分析を行い、注文内容を決めていきました。

詳細の仮定は省略しますが、設定内容は以下の通りです。
なお、注文数量はいずれも0.1万です。

過去約20年間から考えたリスクレート(最大値、最小値)になったとしても、200万円の口座資金があればロスカットになる可能性が低いと考えています。

2021年11月の実績!

トラリピの初月となる2021年11月の実績は、以下の通り約24,000円、最大リスクを考慮した必要資金に対する利回りで1.2%程度と、まずまずの結果となしました。

一番ヒットしたのは、AUD/NZDで約16,000円の利益となりました。

利回りを考えたとき、どの金額に対する利回りとすべきなのか悩ましいのですが、過去約20年間の最大リスクでもロスカットにならないための必要証拠金を導き出し、その金額に対する利回りで考えても約1.2%となりました。

もしこれが1年間続けば、年利14%を超える利回りになりますが、そんなに甘くはないでしょうから今後とも毎月確認していきたいと思います。

設定の見直しを行いました!

AUD/NZDがかなりヒットした一方で、下旬から新たに注文をしたEUR/GBPが1回もヒットしなかったなどの点が気になりました。

チャートを見ると値動きがないわけではないので、利益値幅の見直しを行うことを考えました。
どのような利益値幅が最適なのかは、なかなか難しいのですが、先人である鈴さんのHPを参考に、平均的な1日の値動きを示す「ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)」を参考にしました。

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鈴さんは、過去5年間のATR平均値を取り入れられていますが、トラリピ初心者としては、もう少し短い期間で、かつ少し小さめの値に変更しました。

※ATRは Investing.comのHP から引用  

最後に

今後も、毎月実績の確認や設定の見直しをしていこうと思っています。

まとめ

トラリピ1ヶ月目(2021年11月)の実績

  • 運用資金は200万円
  • NZD/USD、NZD/AUD、CAD/JPY、EUR/GBPの4つの通貨ペア
  • 1ヶ月で約24,000円、最大リスクに対する利回りで約1.2%
  • 12月に向けては利益値幅の見直しをATRを参考に実施

言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

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この記事を書いた人

還暦もすぐそこに迫り、そろそろサラリーマン人生もカウントダウン。
人生100年時代と言われていますが、2021年夏から88歳の義母との同居を開始したことで、より一層残りの人生を考えるようになりました。
これからの「生き方」について、自分の考えの整理と備忘もかねてこのブログを作っていきたいと思います。

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