サラリーマンを辞めたら、できれば、社畜としてではなく、大金でなくても良いので、自分の好きなことをして収入を得たい、と思っています。
今やろうかなぁと思っている仕事について、少し掘り下げてみたいと思います。
次は、オーソドックスな「サラリーマン」です。
”さらばサラリーマン”とブログタイトルで書いておきながら、サラリーマンかよ、という感じもしますが・・・(^^;
65歳以降もサラリーマン!
サラリーマン、といっても、65歳以上で働くとなると、なかなか普通の会社で勤務するのは難しいかなぁと思います。
自己分析をしても、サラリーマン生活30年以上になりますが、以前にも書いたように手に職があるわけでもなく、上場企業のゼネラリストとしてのキャリアなので、同じような働き方を65歳以上で続けることは難しいと思っています。
今の会社には、建設系の資格を複数持ち、経験と実績がある方は会社のシニア雇用制度を使って65歳以上でも65歳未満のときと同じ給与で働いていただいている方はいますが、僕にはそのような資格も経験はありません。
あえて退職後もサラリーマンになるポイントは?
シニアサラリーマン、といってもどのような働き方があるでしょうか?
世の中のシニア層や先輩の様子を改めてみると僕でもできそうなものが見えてきます。
サラリーマンになる、というかポイントは
- 労働の対価を提供して収入を得る
- 社会保険に加入させてもらう
つまり、収入を得ながら、健康保険代の半額を会社負担にしてもらう、というのがポイントになると思っています。
シニアでもなれるサラリーマンってどんな仕事?
その意味で、「社会保険加入」が絶対条件で、考えてみると
- マンション等の管理人
- タクシードライバー
- 交通誘導・ビル入館警備
- スーパー等の物品補充
などの仕事をシニアの先輩方は比較的多くされているように思います。
マンション等の管理人
新聞などにも、求人欄でよく見かけますが、マンションの管理・清掃業務ですね。
若いころに住んでいた借り上げ社宅のマンションにも、通いの管理人さんがいらっしゃり、管理業務というか清掃業務をされていました。
娘が住んでいる代々木上原のマンションにも、通いの管理人さんがいて、清掃やごみ置き場の管理などをされています。
だいだいマンション管理会社から雇用され、「社会保険完備」というキーワードがあるところもあるので、こういうところで雇用していただく、ということになるでしょうか。
時給はおそらく最低賃金だとおもうので、首都圏だと1,000円強/時間で、一日4~7時間、週3~5日という感じのようで、月収10~15万円程度という広告が多いようですね。
ほとんどが1年契約ですが、年齢もだいたい70歳未満まではOKのようですね。
タクシードライバー
タクシー会社の事務所には、だいたい求人の看板があり、そのキーワードには、「シニア」とか「年金受給者」等が見られます。
また、皆さんもタクシーを使うとわかると思いますが、数多くのシニア(65歳以上)と思われる方々がドライバーとして働かれています。
たまにニュースでも、運転中に突然発作を起こして事故を起こしたシニアタクシードライバーも見かけると思います。
タクシードライバーになるためには、当然、二種運転免許がないと営業車両を運転することはできませんので、二種免許を取得することが前提になります。
(一)全国ハイヤー・タクシー連合会のHPにある、令和2年の統計情報をみると、タクシー運転手は平均像は、年齢59.7歳、経験年数10.3年、年収300万円ということのようです。
他のプロドライバーに比べると約10歳近く平均年齢が高く、年収は120~150万円くらい低い、というイメージです。
また、週40時間未満の定時制乗務員が全乗務員の19.4%いて、その年齢構成は65歳以上が約80%となっています。
つまり、全乗務員の15%程度は65歳以上ということになります。
大手のタクシー会社では、65歳定年その後も70歳までという規定を設けている会社もあるようですが、地方を中心に中小のタクシー会社では健康であれば70歳以上でも働いている方もいらっしゃるようです。
個人的にタクシードライバーに着目したのは、日本ではまだ解禁されていないUberが解禁された場合、おそらく日本の制度では二種免許保有者に限定されるのでは、と考えているからです。
ペルー旅行をしたときに、Uberを利用しましたが、スマホのアプリで乗車場所や目的地を指定し、料金もスマホ決済で完了、スペイン語がわからなくても何不自由なく利用することができました。
日本でも解禁されたときに、二種免許を持っているとリタイヤ後の仕事の選択肢に入ってくるなぁと思ったからです。
とはいえ、まず、二種免許を取らないと話になりませんが・・・
警備・スーパー等
警備やスーパーの商品補充等も、シニア層の方をよく見かける仕事かなぁと思います。
いずれも、時間給の仕事になりますが、健康であること、が前提条件になるので、やはり健康の維持がポイントかなぁと思います。
2021年9月20日に放映されたNHKのプロフェッショナル 仕事の流儀「旗じいちゃんの生きる道〜交通誘導警備員・上野敏夫〜」で紹介された上野さんは84歳。
上野さんはこの仕事を25年、つまり59歳の時からなさっているので、健康であればずっと続けられる仕事なのだと思います。
シニアでサラリーマンになるには健康であること!
サラリーマンになる、ということは、誰かに使われる、ということになりますかが、健康であること、というのが大前提になると思います。
ずっとサラリーマンをやってきた人が、自ら起業する、というのは、はやり経験と勇気という意味で、ハードルが高いので、リタイヤ後に収入を得る方法としては、至極順当な選択肢なのかもしれません。
まとめ
会社を退職し、サラリーマンを辞めたら何をするか、これは、中年サラリーマンにとっては大きな問題ですよね。
好きなことだけして、悠々自適に生きていければいいのですが、先立つものはお金、やはり年金だけでは不安でお小遣い程度でもよいので収入が得られるといいですよね。
また、働くということは、収入だけではなく、健康維持や生きがいにもなるかもしれません。
会社を退職しサラリーマンを辞めたら何をする(やっぱりサラリーマン編)
- 働くことで、小遣い程度かもしれないが収入を得られ、健康的な生活もでき、よいことなのでは
- 何か資格があれば、その資格を生かしてシニアでも職に就けるかもしれない
- 資格がなくても、新聞などの求人欄にはシニアを対象とした求人募集がある
- 社会保険に加入できれば、健康保険料の負担軽減や年金の増額の可能性もある
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