私 @みはぎや は、一部上場企業の新卒で入社し、4年半前にやはり一部上場の今の会社に再就職しました。
2つの会社とも福利厚生がそれなりにしっかりしているので、財形貯蓄制度が導入されていました。
若いころは、マイホーム購入のために住宅財形貯蓄を積み立てていましたが、20数年前に解約してからは、一般財形貯蓄を積み立てていました。
ご存じのように、財形貯蓄は給与やボーナスから天引きされるので、ついつい使ってしまいがちな私にとっては、強制的に貯蓄ができればと思ってあまり考えず最近はほったらかしになっていました。
ですが、ふと半年に一度銀行から送られてくる明細を見ると、最近の低金利のためかほとんど増えていないので、もったいないなぁと気が付きました。遅すぎですね(汗)
でも、意外に、多くの中年サラリーマンがそうなのではないかなぁと思います。
で、今回、私は特に何かに使うという目的ではなく、もう少し積極的な運用を自分で行うために解約しました。
そもそも財形制度とはどういう制度?
僕自身、サラリーマンになって約35年経過していますが、新入社員当初から財形貯蓄をしていました。
当時は、今のような投資信託やETFなどがあったのか、そんな知識も情報も豊富ではなかったのではないかと思いますが、家を買うためや貯蓄のために財形貯蓄はやらなければならない、と漠然と思っていました。
その当時のまま、あまり財形とは、とか損得勘定は現代に合っているのか等、あまり考えずほったらかしになっていました。
財形制度というのは、正式には、「勤労者財産形成促進制度」という厚生労働省所管の制度だそうです。
サラリーマンならだれもが積み立てられるわけではなく、会社が従業員のために財形制度を導入していないと積み立てることができません。
長女や次女も一部上場企業に勤めていますが、財形制度は導入されていません。
その意味では、財形制度が勤務先にあるサラリーマンは、ラッキーということで、非課税優遇がある財形住宅や財形年金は検討する価値があるかもしれませんね。
僕自身は、新入社員当時から財形受託貯蓄を行い、家を購入した際に解約して頭金の一部に充当しました。
その後は一般財形を行い、時々臨時出費などの時に、一部払い戻しや全額払い戻しながらも、積み立て自体は継続していました。
財形年金は、最近でこそ年齢が高くなってから、”年金”が身近になりましたが、若いころは年金なんてピンと来なかったので、まったく検討していませんでしたし、積み立ては実施していませんでした。
ですが、もう少し賢く検討すべきだったかなぁと少し後悔しています。
財形年金ですが、”実施していなかった”と書きましたが、積み立てていました(汗)
まあ、本人が忘れるくらい関心がなかった、ということですが、タイミングよく、このブログを書いた数日後に定期報告のはがきを受け取り、『あれ、ちゃんと積み立ててるじゃん』と思ってしまいました。
私の一般財形の解約前の状況は?
私は一般財形を三菱UFJ信託銀行で積み立てています。以前の会社で積み立て始めていましたが、幸いなことに今の会社でも三菱UFJ信託銀行が使えたので、そのまま継続しました。
財形明細のお知らせでは、加入期間が6年6か月となっていますが、実際はもっと長く行っていたと思っています。
あまり記憶がないのですが、一度解約して再度開始したのかもしれません。
今の会社に再就職した約4年間は、毎月5万円を積み立て、ボーナスでの積み立てはしていませんでした。
一般財形を解約しました!
今の会社の人事部の財形担当に解約したい旨を伝え、手続書類を入手し提出しました。
給与天引きなので、毎月手続き締め切り日が決まっていますが、会社からはすぐに銀行に提出されたようで、比較的早く解約手続きが取られ支払い計算書が送られてきました。
計算書を見ると現在の年利率は0.003%。
これは、三菱UFJ信託銀行の大口定期預金の年利率が0.002%ですから、ほんのわずかですが財形貯蓄のほうが利率が良いようです。
解約手数料が大きいですね・・・
これなら、財形貯蓄ではなく、自分できちんと給与がでたら同じ金額をインデックス投資の積み立てとした方が、トータルとしての利回りは良さそうですね。
問題は、給与天引きではキチンキチンと積み立てられていたのが、自分の意志でそれができるかだけでしょうか。
一般財形貯蓄として天引きしていた金額の今後について
今回解約したのは、一般財形貯蓄で積み立てるよりも、楽天証券やSBI証券でインデックス投資信託(S&P500やオールカントリー等)や米国ETF(VTIやSPYD)に振り向けたほうが老後のためには有利かなと思ったからです。
初志貫徹でそのようにするか、最近、コンスタントに利益を上げているトラリピの原資にするかかなぁと思っています。
積み立てていないと思っていた財形年金、実は積み立ててました(^^;
冒頭で訂正させていただきましたが、財形年金ですが、2008年から細々と積み立てていました1(^^;
限度額としている300万円の約6割くらいしか残高がないので、年間16万円と少額ですが、継続したいと思います。
今の会社に65歳まで在籍しているとするとあと6年。このままの積立額だと約100万円積み増されることになり、ほぼほぼ設定している限度額になるかなぁと思います。
まとめ
サラリーマンになってから住宅財形貯蓄をはじめ、その後一般財形貯蓄で積み立ててきましたが、最近の低金利を考えるともったいないことに、遅まきながら気づきました。
そう思ったら善は急げ、すぐに人事部の財形担当に一般財形の解約方法を確認し、多いたってから1か月後には解約しました。
今後は、解約金は調子が良いトラリピの原資の一部に、給与から天引きしていた金額は自分でインデックス投資に充てたいと考えています。
サラリーマンで勤務先が財形制度を導入していれば利用できる財形の見直しを行いました
- 財形制度が導入されている会社であれば、非課税メリットがある住宅財形や年金財形で積み立てる価値は十分にあるので検討するのがおすすめ。
- 特に僕のように意志が弱い方は、給与天引きなので確実に積み立てができる。
- どうしてもまとまったお金が必要になれば、手続きと時.間は必要だが払い戻しすることもできる。
(手続きはそれなりに面倒なので、払い戻してすぐに使わない抑止力になる笑) - 一般財形は、給与天引き以外のメリットはほぼないので、意志が強い自身がある人はインデックス投資や米国ETF投資を活用する方が
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