auカブコム証券で株式を代用有価証券(担保)とした手動トラリピのFXにトライ!

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私 @みはぎや の投資の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てですが、無理のない範囲でサテライト戦略として攻めの投資も行っています。

FX取引は、かなり昔からトライしていますが、過去には市場から撤退した経験もありますし、昨年も大きく損切して一進一退な感じですが、昨年2021年11月からトラリピも開始し、週足の”滞在率”に着目したトラリピレンジの設定を行い、現在は500万円の投資金額を元手に11月~3月の5か月平均で月約4万円の利益を確保しました。

トラリピを開始するうえで先人の皆さんの取り組みを参考にさせていただきましたが、その中のお一人である @鈴 さんのTwitter投稿で「優待FXによる不労所得」という書き込みが気になり、ブログを拝見しました。

「優待FX」とはどういうものか、というのは鈴さんのブログをご覧いただきたいのですが、要するに ”当面売買予定のない株式を担保にしたFX” というものです。

目次

現金がなくても株式を担保にFX取引ができる!

株式投資では、信用取引という証券会社等から株を借りて株の売買する仕組みがありますが、その時の担保は現金が一般的ですが、証券会社に預けている株式も担保にすることができます。
株式の信用取引は経験があるのですが、鈴さんのTwitterをきっかけにして調べてみると、株式や投資信託を担保に株取引だけではなく、FX取引も対象にしている証券会社があるようです。

鈴さんは、マネーパートナーズの代用有価証券サービスを使っていらっしゃるようですが、他の証券会社としてauカブコム証券も株式を担保としてFX取引ができると紹介していただいています。

私はすでにauカブコム証券の口座を持っているので、auカブコム証券でトライしてみたいと考えました。

準備その1 株式を株式移管手続きを行ってauカブコム証券に集める

私はauカブコム証券と野村証券に株式を預けていましたので、まずは野村證券にある株式をauカブコム証券に集める手続きを行いました。

大まかな手順は次のようなものです。

株式を移管する
  1. 野村證券に連絡して、「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」を入手する
  2. 移管する株式の情報や、移管先のauカブコム証券の情報を記入する
  3. 記入した「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」を郵送する
  4. 野村証券での手続きが終了したら、auカブコム証券へ株式が移管される

①の「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」は以下のような書類でした。

書類を郵送で提出して、約1週間後にauカブコム証券から株式を受け入れた旨の通知を受け取りました。

野村証券のアプリを起動して資産状況を確認すると、ゼロになっていました。

auカブコム証券の保有銘柄を確認すると、今回移管したNTTと第一生命の2銘柄が確認できました。

準備その2 集めた株式をFX取引の担保にできるように手続きをする

auカブコムFXのアプリをスマホにインストールし、ログイン設定を行ったのち、ログインをして株式をFX取引の担保にできるように設定します。

株式をFX取引の担保に設定する
  1. メインメニューの「振替入出金」の「現金・代用振替」を選択する
  2. 「現金・代用振替」メニューの上にある「国内株式振替」を選択する
  3. 保有している株式が表示されるので、担保とする株式情報にある「振替」ボタンを押す
  4. 「振替内容」から「auカブコムFX代用(店頭外国為替証拠金取引)」を選択し、「数量」に担保とする数量を入力し、下の「確認する」ボタンを押す
  5. 下の方にある「混同担保に同意いたします」をチェックし、パスワードを入力して、下の「依頼する」ボタンを押す
  6. 正常に終了すると、「受け付けました」の表示がでる
  7. メインメニューに戻って「証拠金状況」を選択する
  8. 「証拠金状況」の画面を見ると、株式の評価額の70% が「証拠金余力」に表示される

①メインメニュー画面の「現金・代用振替」画面を選択して、担保とする株式を選択します。

③保有している株式の情報が表示されるので、担保とする銘柄の下にある「振替」ボタンを押す。

④今回はFX取引の担保にするので、「auカブコム FX代用」を選択し、担保にする株式数を入力し「確認する」ボタンを押す。

⑤「混同担保の同意」のチェックボックスにチェックを入れ、パスワードを入力して「依頼する」ボタンを押します。
下の画面に上の方にある赤い帯の「混同担保の同意にチェックを入れて下さい」の表示は、最初にチェックを入れ忘れたために表示されたものです。

なお、”混同担保” とは担保にする有価証券を日本証券金融会社へ担保として提供する際に複数のユーザ分をまとめて行っている都合上、使用する担保は「混同」という表示になっているようです。

⑧メインメニューから「証拠金状況」を選択すると、下のように株式を担保にした取引に必要な証拠金が表示されました。

手動トラリピの注文をする。残念ながらauカブコムFXは取引できる通貨ペアが少ない(泣)

これでauカブコム証券で管理している株式を使ったfx取引ができるようになりました。
どの通貨ペアで取引をしようかと考え、マネースクエアのトラリピで最もメジャーなオージーキウイだな、と思ったのですが、残念ながらauカブコムFXで取引できる通貨ペアは、意外に少ないという落とし穴がありました。

落とし穴、というと失礼ですね。
取引できる通貨ペアは以下の13通貨ペアになります。下の画像では「ミニ」ですが、「通常」も同様です。
なお、「ミニ」の場合は、1lotが1,000通貨です。ちなみに、「ミニ」の場合は、10lotの取引きは受付られずエラーになりますので、「通常」に画面を変えて発注する必要があります。

auカブコムFXでの取引を始めたのが4月からでしたので、円安真っ只中で、なかなか通貨ペアの選択が難しかったのですが、元祖トラリピの取り組み経験から、オージー米ドル(売りポジション)からスタートすることにしました。

まとめ

その中のお一人である @鈴 さんのTwitter投稿で「優待FXによる不労所得」という書き込みが気になり、ブログを拝見したのをきっかけに、auカブコム証券に当面売却予定のない株式を集め、これを担保としてauカブコムFXでの手動トラリピを始めました。

後日改めてご報告したいと思いますが、開始1か月弱で約3万円の利益となっていて、まずまずの成果ではないかと考えています。

株式の配当や株主優待だけではなく、その株式を使って利益の積み増しができるのは魅力的だなぁと考えています。

まとめ

auカブコム証券で保有している株式を担保に手動トラリピFXに挑戦

  • 株式や投資信託を担保に、その評価額の70%をFX取引ができる証券会社がある
  • 既に一部の株式を保有しているauカブコム証券に株式を集め担保金額を増やす
  • 最終的には、現時点で時価約500万円の株式をauカブコム証券に集めることができた
  • 担保はその7割の350万円程度を証拠金とした取引が可能になるが、株式の信用取引にもトライすることにしたので、FX取引には約200万円を証拠金としてauカブコムFXで手動トラリピを開始
  • auカブコムFXの通貨ペアは少ないが、オージー米ドルAUD/USDのトラリピを開始

言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

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この記事を書いた人

還暦もすぐそこに迫り、そろそろサラリーマン人生もカウントダウン。
人生100年時代と言われていますが、2021年夏から88歳の義母との同居を開始したことで、より一層残りの人生を考えるようになりました。
これからの「生き方」について、自分の考えの整理と備忘もかねてこのブログを作っていきたいと思います。

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