私 @みはぎや の投資の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てですが、無理のない範囲で攻めの投資も行っています。
その一環として、2021年11月からトラリピも開始し、開始3か月では1か月平均約3万円の利益となりました。
トラリピは勉強中で、設定の見直しなどを随時行っていますが、12月中旬に ”週足滞在率による設定” という考え方で設定を取り入れました。
今回、改めて頭の整理とカスタマイズを行いました。詳しい内容は、下の記事をご覧ください。
今回は、この考え方で見直しを行ったユーロポンド(EUR/GBP)の具体的な設定です。
ユーロポンドEUR/GBPの”週足滞在率” を利用したトラリピ設定を考えてみる
直近の週足データを追加した1月31日時点でのユーロポンドEUR/GBPの週足滞在率が下のグラフです。
いつものように25週(約6か月)、50週(約1年)、100週(約2年)、200週(約4年)の4つの期間について調べ、週足滞在率をグラフ化しています。
これを見ると、現在値(赤線)は0.8327ポンドと25週足滞在率(青線)と50週足滞在率(オレンジ線)のピークよりかなり下になっています。
先月のデータとの比較を25週、50週だけ抜き出して行ったものが下の図です。
25週足滞在率でみると、これまでのピークだった0.854ポンド付近のピークがかなり低くなり、現在値付近の0.833ポンド付近に新たなピークが生まれつつあることがわかります。
したがって、レンジが少し下側に移っている、ということになると思います。
今回考え方を見直したパターンでいうと、パターン②または④にあたります。
現時点のスワップは買いはマイナススワップで、1万ポンドで1日あたり約30円とかなり高いの、パターン④(売り)の考えで設定を考えました。
更に売りレンジを強気で行くか控えめで行くかですが、正直判断が付きませんでしたので、まずは、控えめのレンジとしました。
ユーロポンドEUR/GBPの2月からの新たな設定は!
”週足滞在率” を使ったトラリピ設定の見直し方針を決めたので、具体的なトラリピオーダーの変更を行いました。
具体的な設定内容は下表の通りです。
従来の”買い”から”売り”に変わっているのが最大の違いだと思います。
なお、変更前のトラリピ注文は「ポジションを残して取り消し」とし、残ったポジションは今後の設定の利益値幅である0.001で、指値の返済注文を入れました。
今後の課題は、既にマイナススワップが1回のトラリピ約定の利益額150円前後を超えているポジションの扱いです。
これらは、相場が動いてめでたく返済注文が約定したとしても、マイナススワップが大きいので、最終的な損益はマイナスの赤字になります。
したがって、相場が戻ってくるまで待つか、あるいはどこかのタイミングで損切するか、について悩みたいと思います(苦笑)
まとめ
先月2021年11月からスタートしたトラリピ。潤沢な資金があればほったらかしの設定でも良いのかもしれませんが、効率的な資金運用で、年12%以上、月1%以上の利益をと考えて、毎月1回くらいは設定を色々考えて試行錯誤して行きたいと思っています。
今回は、ユーロポンドEUR/GBPの設定を新たに考えたパターンで見直しました。
トラリピの設定に”週足滞在率”という考えを導入
- 対象の通貨ペアのの週足で”滞在率”(出現率)を調べる
- 25週(約半年)と50週(約1年)の”週足滞在率”と現在値の関係からパターン分けを実施する
- ボディブロー的に効いてくるのでマイナススワップの取引は原則控える(ハーフ&ハーフは使わない)
- ハーフ&ハーフを使はない場合の”週足滞在率”を使った設定について新たに導入する
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