手動トラリピ USD/CHFの2022年3月の実現損益は+36,000円以上でした!

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私 @みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。

私の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てが基本ですが、トラリピでコツコツ積み上げることにも2021年11月からチャレンジを始めました。

トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら試行錯誤しています。

本家トラリピのマネースクエアでは取り扱いのないドルスイスフランUSD/CHFを、みんなのFXで手動トラリピにトライしました。
3月はあと1日残っていますが、3月30日に集計してみると36,000円以上の利益を上げることができました。

目次

まずは確定損益結果をご覧ください!

あと1日ありますが、2022年3月の確定損益は以下のようになりました。

手動トラリピをスタートして、約1週間は順調でしたが、その後はレンジがかなり上に行ってしまい、一向に利益確定約定しませんでした。

そのため、3月28日頃に設定を見直しましたが、その効果が出たというよりはレンジが少し戻ってきた後半も少し利益確定することができました。

週足の”滞在率”によるドルスイスフランの設定は?

手動トラリピにトライしてみようと思って、いろいろ調べてみると、ドルスイスフランがトラリピ向きという書き込みをどなたかのブログで見つけたので、試しに週足の”滞在率”を調べてみると、100週くらいまではかなりきれいな正規分布的なグラフになっていて、かなり狭いレンジでの値動きになっていてトラリピ向きと考えました。

平均値μ±3σの値をロスカットレートの基準に取り入れる

±3σというキーワードは、チャート分析でも買われすぎとか売られすぎ、という判断の1つとして使われるように、確率的にあまり発生する頻度が少ない値、といえると思います。

そこで、以下のようなルールでロスカットレートの基準にします。

ロスカットレートの基準の決め方
  1. 100週足または200週足の平均値μ±3σの値を原則ロスカットの値とする
  2. ただし、100週足または200週足の実際の最安値・最高値がこの範囲外の場合は、最安値・最高値とする

今回調べたスイスフランドルCHF/USDの100週と200週の最安値・最高値と、計算で求めた±3σの値を表にすると以下の通りです。

上のルールにのっとって、今回の設定では赤字の値0.8430~1.655ドルをリスクの範囲としました。

手動トラップのリスク対策

今回トライするスイスフランドルCHF/USDは、本家のマネースクエアでは取り扱っていない通貨ペアです。
そのため、昔から使っている「みなんのFX」を使って手動トラリピをトライしてみたいと思います。

「みんなのFX」は、レバレッジ25倍なので、必要証拠金は次の式で求められます。

必要証拠金

必要証拠金(円) = 購入レート × 数量 × CHF/JPYレート / 25倍 

また、レートがロスカットレートになるまで必要となる余裕資金は次の式で求めることができます。

余裕資金

余裕資金(円) = (| 購入レート - ロスカットレート |) × 数量 × CHF/JPYレート

最終的に強制ロスカットにならないようにするために必要な資金は以下となります。

必要な資金

必要資金 = 必要証拠金 + 余裕資金

手動トラリピを行う場合、設定するレンジ・数量に見合う資金を準備すれば、少なくとも設定したロスカットレートまでは安全に取引を行うことができるはずです。

開始当初 2022年3月1日~25日頃の設定

以下が2月下旬時点での週足の”滞在率”のグラフです。

このグラフを使って、手動トラリピ開始当初の設定を考えました。

手動トラリピに取り組むうえで、リスク管理は大切です。
マネースクエアではないので、自分でEXCELを使ってリスク管理を考えました。

週足の”滞在率”のグラフから売りと買いのハーフ&ハーフ戦略としましたが、売りがマイナススワップなことを考慮して1本の購入量を買いの半分としました。
設定したロスカットレートを考慮したときの必要資金を含めてまとめたものが下の表です。

みんなのFXもマネースクエアと同様、売りと買いのポジションを持っている場合、必要証拠金は多い方だけでよいので、最大で約70万円の資金があれば、かなりのレンジまではロスカットされることはないと考えられます。

2022年3月28日以降の設定

レンジがかなり上に行ってしまったので、売りポジションが残っている状態になりました。こうなってくるとマイナススワップがボディーブローのように効いてきました。

そこで改めて週足の”滞在率”を確認し、設定の見直しを考えました。

本家のマネースクエアで取り組んでいるトラリピで基本はマイナススワップとならないように設定することとしましたが、手動トラリピでも同様にプラススワップとなるように設定することにしました。

設定本数が多くなったので、数量を0.3ロットとすることにしました。

まとめ

まだ検証して1ヶ月なので結論づけるのは時期尚早ですが、コンスタントにというわけではものの、トラリピ向きの可能性があるように思います。

今後も、しばらく手動トラリピに取り組んでみたいと思います。

まとめ

手動トラリピとしてドルスイスフランUSD/CHFに取り組んでみたら

  • 週足の”滞在率”のグラフで見るとかなりの鋭角の形で期待できる
  • 当初は売りと買いとも設定するハーフ&ハーフとしたが、マイナススワップが効いてきたの見直し
  • プラススワップの買いポジションのみの設定変更

言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

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この記事を書いた人

還暦もすぐそこに迫り、そろそろサラリーマン人生もカウントダウン。
人生100年時代と言われていますが、2021年夏から88歳の義母との同居を開始したことで、より一層残りの人生を考えるようになりました。
これからの「生き方」について、自分の考えの整理と備忘もかねてこのブログを作っていきたいと思います。

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