2021年10月、年末に期限が迫ったNISAのロールオーバーについて考え、私 @mihagiya 的には、1商品を除いて売却して利益確定することにしました。
2021年10月28日から年末にかけて、時間分散しながら売却&購入をしましたが、その結果について総括したいと思います。
投資信託の性質上、売却注文を出しても、注文日、約定日、受渡日がずれ、しかもそれが商品によって微妙に異なるので、タイミングに注意が必要と、何度か書いてきましたが、結果的には、売却する予定だったものをきちんとすべて売り切ることができませんでした。
完全な失敗です!!
2021年申込のロールオーバーの結果は?
楽天証券のスマホアプリのメニューからNISAを選び、「ロールオーバー申込/受付状況」で、「2017年買付-2021年申込手続き」をみると、分かるようです。
これで、1月12日に調べた結果が、下の画像です。
ご覧いただくとわかるように、「ひふみプラス」「ニッセイTOPIXインデックス」は予定通り売却を完了しているのがわかります。
一方「たわらノーロード先進国債券」「eMAXIS新興国株式インデックス」は売却予定だったにもかかわらず、残ってしまいました。
このうち「eMAXIS新興国株式インデックス」は、僕自身の勘違いで、当初、売却していなかったので致し方ない部分もあるのですが、「たわらノーロード先進国債券」は、ほんの少し残ってしまいました。
いずれにしても、僕自身の失敗なのですが、楽天証券さんのシステムがNISAの売却注文に関して、”優しくない”のも原因かなぁ、なんて思っています。
というのも、注文中や約定中の口数が、どのくらいあって、あと、何口残っているのかが簡単にわかるメニューがないのです。
分散して売却することに対応していないように感じる、という意味で、”優しくない”かなと思っています。
楽天証券のNISA関連にはシステムのバグあり?
更に、上の 「ロールオーバー申込/受付状況」で、「2017年買付-2021年申込手続き」 の画面では、5商品しかありません。
が、実は、2017年買付で今回、ロールオーバー対象だった商品は以下の画像のように7商品あるはずなのです。
おかしいですよね!
この違いの2商品「たわらノーロード先進国株式」と「ニッセイ外国株式インデックス」は、売却完了しているようです。
なぜ、それがわかるかというと、ロールオーバーされていれば2022年のNISAの商品一覧に載ってくるはずですが、下の画像のようにありません。
なお、一覧にある「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は新たに購入したものです。
おそらくこれは、楽天証券のシステムのバグともいえますが、考え方として、 「ロールオーバー申込/受付状況」で、「2017年買付-2021年申込手続き」 一覧に載っていない2商品は、ロールオーバー申込で、「ロールオーバーする」「ロールオーバーしない」と明示的に選択しなかったからではないかと思われます。
でも、これは、本来はおかしな話で、2017年に購入した商品がどうなったかを示すべきだと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
まとめ
2017年買付分のNISAのロールオーバーの対応、1商品はロールオーバーを行い、それ以外の6商品は売却し利益を確定させるつもりでした。
が、結果は見事に失敗!!
売却する予定だったものをすべてきちんと売り切ることができませんでした。
原因は、なんといっても僕自身にあります。
ロールオーバーで分割して売却する場合は、売却の注文オーダーを11月中に出し切り、最後の微調整を12月に行うべきでした。次回以降の反省にしたいと思います。
一方で、楽天証券さんのシステムの改善にも期待したいところです。
具体的には、NISAの売却オーダーに対して、注文中、約定中、受渡中のステータスごとの口数がわかるような改善と、 「2017年買付-2021年申込手続き」の一覧で見せる商品は、ロールオーバー対象を明示したものではなく、2017年買付したすべての商品の結果がわかるようにしていただければと思います。
2021年末期限のロールオーバーの対応結果は?
- 2021年NISAのロールオーバー対応は失敗!
- ロールオーバーの対応で分散して売却する場合は、11月中にほとんどの売却を終え、12月は微調整する、というスタンスが望ましい
- 楽天証券さんにはシステムの改善を期待したい
コメント