私 @みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。
私の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てが基本ですが、トラリピでコツコツ積み上げることにも2021年11月からチャレンジを始めました。
トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら試行錯誤しています。
2022年3月(トラリピ5か月目)の確定損益
2022年3月のトラリピの確定損益は+69,947円で、月次としては最も成果を上げることができました。
2022年3月は、ロシアによるウクライナ侵攻が先月始まり、為替相場も少なからず影響を受けたと思います。
また、米国は3月16日に、コロナ危機が始まった2020年3月以来続けてきたゼロ金利政策を終えて、利上げを決めました。インフレ懸念を抑え込む判断をしたと言われています。米国は、2022年内に0.25%幅で合計7回利上げする予定だと報道されています。
一方日本は、日銀が長期金利の上昇を抑えようと、3月29日から3日間「連続指値オペ」と呼ばれる措置に踏み切りました。これに反応してか円相場が急落し、およそ6年7か月ぶりに1ドル=125円台まで値下がりしました。
日本円はドルに対してだけでなく、他の主な通貨に対しても円安傾向になっています。
単に金利差だけではないというコメントも見られますが、日本そのものが弱くなっていると判断されているのではないかと思います。
私は、円安が進行してしまった、ドル円、キウイ円、ユーロ円等のクロス円のトラリピ設定をレンジアウトしたということでいったんすべて解消しました。
高値を追いかけていく、という選択もあり得るのですが、私がトラリピ設定のよりどころしている週足の”滞在率”で見る限り、現在の高値(円安)は異常値に思えるので、しばらくは様子見とするつもりです。
まとめ
2022年3月のトラリピ確定損益は、約7万円のプラスとなりました。
投資額は500万円なので、月利は1.4%で単純な年利換算では16%超と目標としている年利10%を超えています。
確定損益は順調に積み増しているものの、2022年3月21週の週次報告のまとめのところで書いたように、トラリピ取消しによる残ってしまったポジションを含めた含み損が大きくなっていて、これをどうするかが課題です。
トラリピは、ある程度の含み損を抱えながらコツコツ積み上げていくのが鈴さんなどがおっしゃっている考え方なので、リスクを考えながら長期目線でとらえて、対応していきたいと考えています。
2022年3月(トラリピ5か月目)のトラリピ実績
- 運用資金は500万円で今月の確定損益は69,947円。年利換算で16.5%
- 月末時点ではNZD/USD、NZD/AUD、CAD/JPY、EUR/GBP、AUD/USDの5通貨ペアで運用
- 今月からEUR/JPYとAUD/USDを新たに追加
- 今月途中でUSD/JPY、NZD/JPY、EUR/JPYのトラリピ注文を取消し
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