私 @みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。
私の基本スタンスは、インデックス投資による長期、分散、積み立てが基本ですが、トラリピでコツコツ積み上げることにも2021年11月からチャレンジを始めました。
トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら試行錯誤しています。
2022年3月21日週(20週目)の確定損益
トラリピ20週目となる2022年3月21日週の利益は9,072円でした。
今週はクロス円がかなりの高値(円安)になり、設定レンジからかなり上にレンジアウトしたのでクロス円のトラリピ設定を取り消しました。
それ以外の通貨も、あまり調子が良くなく、比較的成果がでたのがユーロポンドEUR/GBPでした。
というより、このくらいが普通で、先週までの数週間が異常だったように思います。
2022年3月21日週(20週目)のトラリピ設定内容
今週終了時点のポジションサマリーは以下のとおりです。
トラリピを開始した当初のカナダドル円の売りポジションが、このところの円安で評価損益22万円と大きく足を引っ張っていて有効証拠金が対投資額に対してマイナスになっています。
このように、レンジアウトしたときに抱えているポジションの扱いをどうするのかがトラリピの課題、トラリピに限らずFX取引の課題だと思います。
ただ、トラリピは長期で考えて設定を行い、取引を行うのが基本だと思うので、こういうリスクを許容しつつ粘り強く待つしかないと思います。
とはいえ、今、足を引っ張っているカナダドル円の売りポジションはトラリピを始めた初期のころのあまりよく考えていなかった時期のポジションなので、どうしたものかと思っています。
オージーキウイ(AUD/NZD)の実績と設定内容
クロス円のトラリピ設定を取り消したこともあり、オージーキウイAUD/NZDの売りポジションを少し追加しましたが、相場自体が上昇傾向だったので、決済約定は3回だけと少なかったです。
オーストラリアの中央銀行は利上げについてはかなり慎重なので、もう少し下げ(オージー安)てきても良いのではと思うのですが…
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったオージーキウイの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
ユーロポンド(EUR/GBP)の実績と設定内容
今週のユーロポンドは、私のトラリピ設定レンジを下げていく動きだったため、今週の稼ぎ頭となりました。
引き続きロシアによるウクライナ侵攻で、不安定なヨーロッパなので、為替相場も何が起こっても不思議ではないので、リスクが取れる範囲で取り組んでいこうと考えています。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったユーロポンドの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
キウイ米ドル(NZD/USD)の実績と設定内容
キウイ米ドルNZD/USDは、今週、トラリピ設定を追加し、設定レンジを広げたのが功を奏しました。
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使った設定レンジの決定において、少し思い切った感じではありますが、リスクを意識しながら許容できる範囲と考えています。
何が正解なのかは、時間がたってみないとわかりませんが…
私が取り組んでいる週足の”滞在率”を使ったキウイ米ドルの具体的な設定の考え方については、以下をご覧ください。
オージー米ドル(AUD/USD)の実績と設定内容
今週から、オージー米ドルAUD/USAのトラリピ設定を新たに追加しました。
設定の考え方についてまとめられていませんが、私が取り組んでいる週足の”滞在率”で考えたときに、プラススワップで設定できると判断したからです。
金利だけで考えれば、米国が利上げ、オーストラリアは利上げに慎重なので、ドル高で現在値は下がっても良さそうなのですが、25週の”滞在率”でみるとほぼ上限に近づいています。
為替の専門家ではないので詳細はわかりませんが、”オーストラリアドルが強い”から、と考えられ、資源国としての強み、ウクライナから地政学的に遠い南半球の強み、などからではないかと考えています。
ただ、私がよりどころにしている週足の”滞在率”的には、”高すぎ”ともいえるので、プラススワップの売りでトラリピ設定を仕掛けるのには良いのではと考え、今週からトラリピ設定しました。
が、今週は相場がずっと上がっていったので、ポジションが増えただけで、利益確定は一度もありませんでした。
次週から期待したいと考えています。
まとめ
今週は、先週の約半額くらいの確定損益となりましたが、先週までが異常だったようにも思います。
これでも単純な年利換算では10%近い成果になっています。ただ、含み損は抱えている状態なので、手放しで喜ぶわけにはいきませんが、そもそもトラリピはある程度の含み損を抱えながらもコツコツ積み上げていく、という手法だと理解して、コツコツドカーンで退場にならないようにリスクを考えながら取り組んでいくしかないかなと思っています。
2022年3月21日週(20週目)のトラリピ実績
- 運用資金は500万円で今週の確定損益は9,072円。年利換算で9.4%
- NZD/USD、NZD/AUD、EUR/GBP、CAD/JPY(既存ポジションのみ)に新たにAUD/USDを加えた5通貨ペアで運用
- CAD/JPY(既存ポジションあり)、USD/JPY、NZD/JPYはトラリピ設定を取消ししいったんお休み
- 週の途中での設定見直しは、NZD/AUD、NZD/USDにトラリピ注文を追加
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