私 @みはぎや は、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出し、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされた年もありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。
その後は投資の基本スタンスを、インデックス投資による長期、分散、積み立てとしましたが、トラリピでコツコツ積み上げることにも2021年11月からチャレンジを始めました。
トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら試行錯誤しています。
2022年9月19日週(46週目)の確定損益
2022年9月19日週の利益は43,462円でした。
今週は各国の政策金利発表ラッシュな週でしたが、米国を中心にインフレ対策で利上げを進める各国に対し、ほぼ唯一といってよい金融緩和策をとる日本、ということで、クロス円で円安が進みました。
が、とうとう、日本政府が口先介入ではなく、リアルな円安阻止の介入を行いました。
日銀の黒田総裁が金融緩和策を継続する姿勢を鮮明にしたことで、1ドル146円近くまで円安になったタイミングで、円買い介入が行われたことで、140円台まで一気に約5円円高になりました。
少しだけ波に乗り、今週は約10万円の利益を上げましたが、含み損が多く徐々にポジションを整理していたカナダドル円をこの機に損切りしたので、実現利益は約半分になってしまいました(苦笑)
2022年9月19日週(46週目)のトラリピ設定内容
今週終了時点のポジションサマリーは以下のとおりです。
出来心?で持ってしまったメキシコペソ円も何とか利益確保で整理できました。
キウイ(ニュージーランドドル)がとても弱く、キウイがらみの含み損が重くのしかかっています。
なかなかうまくいかないです・・・
USD/JPY
145円強の売りの返済注文を飲み込んでくれたあと、介入により一気に下がりました。
その後は142円くらいであまり動いていません。
30分足で見ると下のような感じです。
一気に5円ほど下がったのち、2円ほど戻り、再び2円以上下がり、今回の最安値となりました。
が、その後少しずつ上がっています。
介入で生まれた円高圧力や再度介入があったときは、戻りの買い場だと思うので、買いトラリピを利益値幅をかなり大きくして仕掛けています。
金利差があるので、徐々に上がるのではないかと思いますが、そうすると2回目の介入が行われるのでしょうか?
EUR/JPY
円買い加入によって、ユーロ円も円高方向に振れました。
ユーロ円、以前は売りトラリピで取り組んでいましたが、ユーロも利上げし始めたこと、この2週間はぐんぐん円安になったことから、買いトラリピを仕掛けていたので、かなり高いポジションに売り注文が残ってしまいました。
Twitterを見ていると円安シフトをした方々や、あっきんさんの3・3・1で取り組んでいる方々は爆益となっていましたね。
EUR/USD
現在はトラリピ設定もポジションもありませんが、EURがかなり弱く(ドルが強く?)パリティを大きく割り込んたでの、今週4,400円の利益となりました。
更に下がっていくのか、パリティ前後で落ち着くのか、注目したいと思います。
EUR/GBP
ポンドが金曜日に大幅に弱くなりました。新政権への期待感が見込めないと判断されたのでしょうか?
売りトラリピの返済ポジションが下の方にあるのですが、ますます塩漬け感が・・・(泣)
AUD/JPY
介入によって、かなり下げた今週でした。更に下がった場合に備えて、下の方に買い注文を入れてみましたが、果たして。
NZD/JPY
クロス円は介入によって軒並み円高です。オージー円と同様に、少し下の方で買い注文を入れてみましたが、果たしてどうなるでしょうか?
AUD/NZD
オージーキウイは恐ろしいことに更に一段上がりました。
さすがに我慢できず、買いトラリピを仕掛けましたが、幸い今週3,600円ほどの利益を確保しました。
マネースクエアもダイヤモンド戦略を推奨しているので、かなり気にしているようですが、今週公開されたYouTube解説では、1.15近辺は過去の高値と200カ月移動平均線付近なので、強力な抵抗線になるだろうとのこと。
逆に言うと、1.15までは上がる可能性があるということになるので、リスク確認をしつつ、恐る恐る買いトラリピを仕掛けたいと考えています。
NZD/USD
個人的に最大の悩みはこのキウイ米ドルです。
スワップがプラスだった時の買いポジションをかなり高い位置に多く持っているのですが、更に下がり、含み損が膨らみ続けています。
損切りをすべきなのかもしれませんが、往生際が悪いので、売りトラリピを仕掛け少しでも利益確保しつつ、損切りを考えていきたいと思います。
う~む、どうしたものか・・・
CAD/JPY
カナダドル円も日本政府の介入のタイミングで、更に下げて円高に。
介入で円高に振れ、ドル円を中心にそれなりに利益確保できたので、マイナススワップの売りポジションをすべて損切りしました。(約47,000円強)
USD/CAD
ドルカナダは、ドルが強いですね。今週一気に上がりました。
ドルカナダの日足チャートを平均足で書いたものが上の図です。
これを見ると、現在はかなり強い買いトレンドになっていますね。
2019年頃の下限値、2021年から最近までの上限値として機能していた1.29~1.30くらいのサポートラインを上抜きしたようです。
こうなると次は1.37前後のサポートラインを上抜きするのか、抑えられるのか、が次のポイントのように感じます。
マネースクエア社はドルカナダの戦略リストは「Half&Half戦略」を推奨しています。
具体的には、1.20~1.30は買いトラリピ、1.30~1.40は売りトラリピということですが、ちょうど買いから売りに転換した感じでしょうか。
この戦略をとっていれば、これまでそれなりの利益が出ているのではないかと思いますが、私は、マイナススワップが嫌いなので、下の方でも売りトラリピをとっていましたがちょっとまずかったですかねぇ(泣)
マイナススワップが嫌い、と言いつつ、最近の上がり傾向を踏まえ、かつ証拠金を節約(セコ!)するために買いトラリピを下の方にセットし、7,700円のそこそこの利益を確保できました。
が、今後どうしていくか悩ましいところです。
MXN/JPY
これまでと同じ負けパターンかと思いましたが、介入で何とか救われて、約3,200円の利益を確保することできました。ホッ!
まとめ
今週は米国等多くの国での政策金利を上げる発表が行われ、日本では黒田日銀総裁が金融緩和策の継続を明確にし、そして日本政府による通貨介入で、相場が大きく動きました。
幸い、何とか少しだけ波の乗れたので、利益を確保し、カナダドル円の含み損のポジションをきれいにしたにもかかわらず、利益確保となりました。
引き続きなかなか難しい相場が続きそうです。
2022年9月19日週(46週目)のトラリピ実績
- 運用資金は630万円になりました
- 今週の確定損益は、カナダドル円の含み損ポジションを全て損切りしたものの、43,462円の利益確保となりました
- 週末時点でトラリピ注文は、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/NZD、NZD/USD、USD/CADの5通貨ペアでトラリピチャレンジ中
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