私@みはぎやは、FXが解禁になった40歳代前半(2005~2010年頃)にFXにも手を出しました(笑)
結果は、このブログで以前書きましたが、年間100万円以上の利益を出して税務署にチェックされたこともありましたが、その後調子に乗ってしまい(苦笑)、あえなく市場から退場となりました。
その後は、しばらく大人しくしていましたが、リタイヤ後を見据えて、低レバレッジで退場しない取引を心掛け2016年に少額でのトライを再開しました。
その状況についてご紹介し、私が取り組んでいるルールについてご紹介したいと思います。
もし、私の過去の投資の歴史について知りたい方は下をご覧ください。
取引の実績と推移をご紹介します!
利用しているのは、トレイダーズ証券の「みんなのFX」です。
2016年1月からの実績です。
2016~2019年までは、12月の確定申告に向けた損切などを含め、マイナス収支の月はありますが、グラフの赤い線を見ていただくとわかるように、順調に利益を積み上げてきました。
しかしながら、2020年になってからは、コロナ禍での相場の動きに追随することができず、損切が目立ち特に2021年現時点(11月初旬)の年間収支は実現損益は▲約50万円の赤字という状況です。
なお、いわゆる建玉の評価損は、ほとんどの期間にありましたが、2019年までは多くても▲50万円くらいまででしたが、現在は▲200万円となっていて、もし、全てのポジションをクローズしたら、振出しに戻る、という状態です。
これまでの取引のルールは?
再開した後のルールは、以下の通りです。
これまで私のFX取引ルール
- 低レバレッジ(基本は3倍以下、最大5倍)の取引とする
- 大きな利益は狙わずに、日本円換算で5,000円程度の利益確定とする
- ロスカットは設定しない代わりに、プラスのスワップとなる売買を基本とする
通貨ペアは、米ドル円を基本としましたが、色々な通貨ペアを試しました。
今回、通貨ペア毎の収支を調べてみると、得意不得意というか、米ドル円での利益貢献が大きいということがわかりました。
ルールにあるように、ロスカットは設定していませんでしたので、レバレッジには注意しながら、以前のように市場から退場とならない取引を心掛けましたが、ルールを無視した取引も多々あり、自分の感情というか行動をコントロールするのが一番難しいと感じています。
現在は、TRY/JPYの買いポジションがかなり含み損を抱えていて、レートの下降による建玉損と、スワップの積み上げによる益との綱引きになっています。
この扱いをどうするのかが、現在の課題になっています。
今後の取引のルール
今後の取引ルールは、
- 従来ルールのカスタマイズ
- トライピの活用
の2つの方法で取り組む予定ですが、取引量を徐々に 1 を減らして、2 を増やしていく予定です。
従来の取引ルールのカスタマイズ
まず、従来の取引きについては、基本的には継続しようと考えています。
その際の取引ルールのうち、以下の2つは引き続きルールとして継続するつもりです。
今後も継続するFX取引ルール
- 低レバレッジ(基本は3倍以下、最大5倍)の取引とする
- 大きな利益は狙わずに、日本円換算5,000円程度の利益確定とする
見直しのポイントは、スワップがプラスの通貨ペアに対する考え方をシビアにしようと思っています。
つまり、現在大きな含み損を抱えているTRY/JPYは、金利差の関係から買いポジションには大きなスワップ、1万通貨あたり30円程度のスワップが付くため、その安心感から、あまり中長期のトレンドを意識せず、また、ロスカットも設定しなかったため、結果として含み損を抱えてしまったを分析しています。
今度は、この点を見直し上記の2つのルールに加えて
今後追加するFX取引ルール
- 中長期(5~10年)のトレンドを確認し、買い・売りいずれのポジションを取るかを決める
- マイナススワップが1万通貨あたり10円/日以上になるポジションは取らない
としたいと思っています。
追加した中長期のトレンドの確認は、「なぜこれまでもチェックしなかったのか」ちょっと情けない感じです・・・(^^;
なお、一番下のマイナススワップのポジションは、長期に保有することになると、精神衛生上つらくなるための補足的なルールなので、優先順位としては高くしないつもりです。
通貨ペアは、結果として好成績の米ドル円を基本としつつ、逆に苦手なGBPに絡むペア、下降トレンドのTRY/JPYは扱わないこととしたいと思います。
新たな試み、トラリピ活用のルール
新たな試みとして、マネースクェア社の「トラリピ」を活用します。
トラリピとは「トラップリピートイフダン」という注文方法の略称で、マネースクエアHDが特許を取得しています。
どのようなものか、については、以下の約4分強のYouTubeを見ていただくのが良いと思います。
私なりに書くと、為替相場は多くがあるレンジで上下を繰り返すことが多いので、あたかも罠(=トラップ)を仕掛けるように細かくポジションを持つ注文と約定する注文をしておいて、もし、それが成立(=イフダン)したら、またその値での注文を繰り返し(=リピート)出していく、というある意味ほったらかしができる手法です。
このトラリピ利用の私なりに考えたルールは、以下の通りです。
私のトラリピ利用のルール
- 長期トレンド(約20年程度)での最安値・最高値を確認し、その値になっても強制ロスカットにならない注文とする
- 短期トレンド(約5年程度)で、現在値がトレンドのどの位置にあるかを確認し、中間値で売り買いのポジションの閾値とする
- 当初は、少ない資金量でルールを確認、修正していくこととし、閾値近傍以外はハーフ&ハーフ戦略は取らず、売り・買いいずれかの注文を行う
マネースクウェアのHPやスマホアプリには、トラリピオーダーのリスク確認ができる機能があるので、これを活用し、20年間の変動幅であれば退場しないオーダーとすることで、利益幅は小さくなりますが、コツコツ積み上げることができるかを検証していきたいと思います。
なお、トラリピについては、先人の「鈴」さんと「あっきん」さんの著書やHPを参考にさせていただきました。参考にしつつ、自分なりに考え、検証し、というサラリーマンなら誰しもやってきたPDCAを回しながら改善していきたいと思います。
2021年からのFX取引についてのまとめ
市場から退場しないことを最優先にし、以下のルールで取引を行っていきたいと思います。
カスタマイズした従来の取引ルール
- 低レバレッジ(基本は3倍以下、最大5倍)の取引とする
- 大きな利益は狙わずに、日本円換算5,000円程度の利益確定とする
- 中長期(5~10年)のトレンドを確認し、買い・売りいずれのポジションを取るかを決める
- マイナススワップが1万通貨あたり10円/日以上になるポジションは取らない
新たに取り組むトラリピの取引ルール
- 長期トレンド(約20年程度)での最安値・最高値を確認し、その値になっても強制ロスカットにならない注文とする
- 短期トレンド(約5年程度)で、現在値がトレンドのどの位置にあるかを確認し、中間値で売り買いのポジションの閾値とする
- 当初は、少ない資金量でルールを確認、修正していくこととし、閾値近傍以外はハーフ&ハーフ戦略は取らず、売り・買いいずれかの注文を行う
言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
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