【2022年版】サラリーマンが退職金をノーリスクで増やす方法とは

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@mihagiya は、プロフィールのところにも書いていますが、

 2017年6月 大学院修了以来勤めていた会社を退職
 2017年7月 現在の会社に再就職

というサラリーマン人生を送り、2017年に退職金をいただきました。
手にした退職金をどうしようかと考えましたが、まずは、いくつかの金融機関が用意している「退職金優遇プラン」を使い、退職金のうち1,200万円を元手としてノーリスクで4万円ほど増やしました。

2022年での事情はどうなっているか、少し調べ、まとめましたので、ご紹介したいと思います。
結論としては、1,000万円の退職金があれば、退職後2年間で6つの金融機関を渡り歩いて約88,000円増やすことができます

2022年に退職を迎える皆さん、1つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。

目次

退職金をもらったらどうしますか?

中年サラリーマンの皆さん、退職金を受け取ったらどうされますか?

普通に考えると以下のような選択肢があるのではないかと思います。

退職金の使い道
  • 住宅ローンや教育ローンなどの負債を返済する
  • 老後のためのの住宅改修に使う
  • 招待のために定期預金などの安全資産に預ける
  • 将来のために投資する
  • なにもしない

住宅ローンを抱えている皆さんは、まず、住宅ローンの返済を考えると思います。
私も、横浜の自宅の住宅ローンがありましたが、結論から言うと住宅ローンの返済は行いませんでした

私がどうして住宅ローンの返済を行わないという判断をしたかについては、以下をご覧ください。

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私が転職時に受け取った退職金で住宅ローンの繰り上げ返済しなかった理由とは? 私が退職金をもらった時点で、住宅ローンが2つありました。多くのサラリーマンは退職金で繰り上げ返済する場合が多いと思うのですが、本当にベストな選択なのでしょうか?

退職までの間に、色々考えて使い道を決めた方は、すぐにそれを実行すればよいと思いますが、あまりしっかり考えていらっしゃらない方は、”時間稼ぎ”するために、まずは金融機関が用意した「退職金特別プラン」を活用されるのが良いのではと思います。

2022年1月時点での退職金特別プランは?

2022年1月時点での退職者向けの特別プランについて、調べてみました。
なお、ここでは、いわゆる定期預金に限定しています。

多くの金融機関は、投資信託もセットにしたプランがあり、そちらの方が利回りが良さそうに見えますが、投資信託の手数料を考慮すると選択すべきではない、と私は思うので、対象外としました。

これを見ると、私が利用した当時と比べ、預けられる月数や利用できる期間はあまり変わっていませんが、現在の低金利にともない定期などの利率が低くなっています。

とはいっても、都市銀行等の普通預金が年0.001%と、1,000万円を1年預けても税引前で100円、税引き後となると79円しか増えないのに比べると十分お得です。

なお、多くの地方銀行も「退職金特別プラン」を準備しているところがありますが、窓口で口座を作る必要があり、かつ東京などの都会の支店は対象外にしています。

また、参考としたSBI銀行、島根銀行、あおぞら銀行は、「退職金特別プラン」ではなく、キャンペンやネット利用の場合に利用できる普通の定期預金です。
頑張っている金融機関の普通の定期預金も、リスクを取らないのであれば十分利用する価値があるように思います。

一方、スルガ銀行やJA横浜の「退職金特別プラン」は、参考としたSBI銀行等の普通の定期預金よりも不利なので、税引き後利息を細字にしています。
このように「退職金特別プラン」が、必ずしも有利ではないので、しっかりと分析することが必要ですね。

お住いの地域の身近な金融機関でこのような商品を提供している金融機関がないか、探すのが良いと思います。
探す場合は、「退職金 特別プラン 大阪(県名や金融機関名等)」等のキーワードでGoogle検索すればよいと思います。

特別プランを渡り歩くといくら増えるのか?

では、金融機関の特別プランを使って、渡り歩くといくらくらい増えるのでしょうか?

私は横浜に住んでいるので、仮に私が3月に退職して、1,000万円の退職金を預けるという前提で調べたのが下のようなイメージです。

約2年間で、特別プランを提供している金融機関6行を渡り歩くと、元金1,000万円とすると税引き後で約88,000円増やすことができそうです。

これらの金融機関は期間と金利差があるので、利用する順番で若干の金額の差がつきますが、数円レベルなので、あまり気にする必要はないのではないかと思います。
順番よりも気を付けるべきことは、利用できる期間です。

例えば上の例でいえば、きらぼし銀行は退職金を受け取って1年以内に預けないと特別プランを使えなくなる、というようなことです。

まとめ

サラリーマンにとって、ずっと働いてきたある意味ご褒美である退職金。これをどのように使うかは、人それぞれ思いがあるので、考える必要があります。

ただ、金融機関が用意していいる「退職金優遇プラン」は使える時期が、長いもので退職後3年以内しか活用できないので、まずは、この活用を考えてはいかがでしょうか?

サラリーマンが退職金をノーリスクで増やす方法
  • 退職金優遇プラン」を用意している金融機関を探す
  • 「退職金特別プラン」の利率は通常の定期預金の80倍の0.8%(税引前)のものもある
  • 「退職金優遇プラン」が使えるのは、退職後長くても3年以内
  • 「退職金優遇プラン」を渡り歩くと2年間で退職金1,000万円で約88,000円増やせる

言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

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この記事を書いた人

還暦もすぐそこに迫り、そろそろサラリーマン人生もカウントダウン。
人生100年時代と言われていますが、2021年夏から88歳の義母との同居を開始したことで、より一層残りの人生を考えるようになりました。
これからの「生き方」について、自分の考えの整理と備忘もかねてこのブログを作っていきたいと思います。

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